ガムシ|飼育方法(飼い方・餌・水温・混泳などについて)
飼育方法(飼い方・餌・水温・混泳などについて)
分類 甲虫目ガムシ化
学名 Hydrophilus acuminatus
別名 特になし
分布 北海道、本州、四国、九州
サイズ 3~4cm
特徴 ゲンゴロウと似て大型になる水生昆虫です。付属肢に水かきの役割をする細毛が発達しますがゲンゴロウほど発達していないため綺麗な遊泳は行えません。水面から触角を突き出し、空気を取り入れ、腹面に空気の層を作り、長時間水中で活動できます。腹面に一本の針のようなものがあるため牙虫(ガムシ)と呼ばれるようになったそうです。
- 飼育方法
- 小型水槽でも十分飼育可能です。しかし水質悪化は体調を崩す原因にもなるのでこまめな水替えを行いましょう。また飛翔力があるため蓋はしっかり閉め開かないようにしましょう。エアレーションの必要はありませんが、水面に触角を出し呼吸を行うため足場がないと溺れてしまいます。水面付近に届く水草や岩場なども設置してあげましょう。
- 餌
- 成虫は主に水草、枯れ葉などを食べる草食性の強い雑食です。メスは繁殖期になると産卵を行うため動物性の餌を好んで食します。幼虫の時はモノアラガイなどを食べる肉食性です。
- 水温
- 最適温度は24℃~26℃
- 混泳
- ガムシの複数飼育も可能です。また大きすぎない金魚、メダカなどの魚類や、ミズカマキリ、タガメなどの水生昆虫とも混泳可能です。しかしアロワナなどの昆虫を食べるタイプは捕食の対象になるので混泳はさせないようにしましょう。