コブラグラス・ブラジリエンシス|育て方・肥料
育て方・肥料
分類: セリ科
学名: Lilaeopsis Brasiliensis
別名: 南米コブラグラス
分布: 南米
サイズ: 草丈5cm前後
特徴: 細長く扁平な葉を展開する水草。成長とともに葉先がカールし、その見た目からこの名前が付いた。背が低く、密生するため芝生のようなレイアウトに適している。
- 育て方
- 前景草として用いられる水草で育成自体は一般的な水草が育つ環境(60cm水槽に対して20w3灯以上)であれば可能である。しかし、本種は同じコブラグラスの仲間であるコブラグラス・モーリシャスと比べ成長速度が遅い為、コケが付着しやすい。一度コケが付着してしまうと本種の成長よりコケの成長速度が勝ってしまうためすぐさまコケに覆われてしまう。これを防ぐためにエビ類などコケを食べる生物を導入するかコケが生えた部分をトリミングして広がらないようにすると良い。育成速度は遅いが他の水草と比べて低水温でも育成が可能であり、前景草の中では比較的低光量でも育成が可能であるため、小型水槽や初心者にも導入しやすい水草である。本種を育成するうえで重要となるのは底砂の状態である。ソイルに植えることが推奨されるが、砕けてしまったソイルや通水性が悪い場所に植え込むと成長が鈍化し、ひどい場合葉が溶けてしまうことがある。成長が遅くなったり、葉が溶け始めているときはソイルの状態を確認し、必要に応じて交換すると良い。CO2を添加することでランナーを伸ばすようになるため必ず添加したほうが良い。普段の管理としては黄色く変色してしまった葉を適宜除去すると新芽の展開を促せるので行った方が良い。
- 肥料
- ソイルが効果的であり、より成長を促進させたい場合は固形肥料を根本に植え込むと良い。使用するソイルは根の通水性を確保できるため細かい目のものよりかは比較的荒い目のものの方が適している。