クリナム・タイアナム|育て方・肥料
育て方・肥料
分類: ヒガンバナ科
学名: Crinum Thaianum Schultze
分布: ギニア タイ カメルーン
サイズ: 葉の長さ最大2m 葉幅1.5~2.5cm
特徴: とても大きく育つ水草であり最大で2mにもなる。流木などと組み合わせて大型水槽の後景草として植えると熱帯の川の中のような水景を演出できる。
- 育て方
- 本種は育成が容易な種であり、成長も速いがかなり大型に育つ水草である。育成に必要な光量は一般的な水草が育つ光量(60cm水槽20w3灯以上)が確保されていれば問題なく生育する。CO2は添加せずとも生育は可能であるが、導入時に添加することで成長を促進できるので早く大きくしたい場合は添加すると良い。根がしっかりと根付いていないとうまく成長してくれないため、底砂は5cm以上敷いてやると良い。葉が古くなると色も悪くなり、コケが生えやすくなるため葉の枚数がしっかりとある場合はトリミングが必要である。肥料はソイルまたは固形肥料が効果的であるが根付いているようであればあまり添加しなくても生育する。葉が長くコケやゴミが付きやすいので株の周囲は滞留しないように水流を作ってあげると状態よく維持できる。また、植え替えを嫌い、頻繁に場所を移すと根が傷ついてしまうので注意が必要である。導入時に球根が痛んでいたり腐敗しているようであればその部分を削り落とし、しばらく浮かべておき、削った部分が固まってから植えるとしっかり成長する。長期間状態良く維持していると葉の生えている場所が導入時に植えた場所から少しずれて葉が生えてくるが、それは子株から伸びている状態でありある程度の葉が生えそろったら分離してあげると良い。
- 肥料
- ソイルまたは固形肥料が好ましい