ヒシ|育て方・肥料
育て方・肥料
分類: ヒシ科
学名: Trapa Japonica
別名: 菱実 (リョウジツ)
分布: アジア、インド、アフリカ
全長: 5~20cm
特徴: 放射状に広がる葉が特徴的な浮草であり、やや大型になるので1個いれておくだけでも見応えのある水景を作り出せる。とても丈夫な種類であるため、放任していてもしっかりと育成し、7~9月頃には小さな白い花が咲く。
- 育て方
- ヒシはとても丈夫な種類の浮草であるが、屋内の水槽で育成させる場合は60cm水槽で20w3~4灯ほどの強い光源が必要となる。屋外で育成させる場合は日が良く当たる場所に置いておくと大きく成長する。一年草であるため、冬場は葉が枯れてしまうが秋以降、種子が底床に埋まり翌春には発芽して成長する。発芽した芽は水面に向けて茎を伸ばし、到達すると放射状に広がる葉を形成し始める。これと同時期に水中の茎からは羽状の水中根を伸ばす。しっかりと光が当たる場所で育成すると、水中の茎から枝分かれして葉が増えていく。底床の根と茎は容易に分離してしまうが、葉だけでも育成は可能であるため光が良く当たる場所に置いておく。
屋内で育成させる場合は蓋をせずに管理し、枝分かれで増えすぎてしまった場合は間引くと良い。また、CO2は添加せずとも育成は容易であるため、水槽に他の水草がある場合は添加するとヒシ自体も成長が良くなる。
- 肥料
- 添加せずとも育成できるが、添加する際は固形肥料を土の中に埋め込むと良い。