アカハライモリ|繁殖・産卵
繁殖・産卵
分類:有尾目イモリ科トウヨウイモリ属
学名:Cynops pyrrhogaster
別名:ニホンイモリ
分布:日本固有種
サイズ:10cm前後
特徴:サンショウウオ類と異なり皮膚がザラザラしています。背中側は黒‐茶褐色で、お腹は赤地に黒の斑点模様になっています。赤みや斑点模様は地域差や個体差があり、ほとんど黒いものや全く斑点が無いもの、逆に背中まで赤いものもいます。
- 繁殖
- オスがメスの行く先にまわりこみ、紫色の婚姻色を呈した尾を身体の横まで曲げて小刻みにふるわせるなど複雑な求愛行動を行います。
オスの求愛行動に地域差があり、地域が異なる個体間では交配が成立しにくいといわれています。
- 産卵
- 卵から孵った幼生はアホロートルのような外えらがあり、さらにバランサーという突起をもちます。幼生ははじめのうちは足も生えていませんが、やがて前後の脚が生えます。外えらがあるうちは水中で小動物を食べて成長しますが、口に入りそうな動くものには何にでも食いつくため、共食いすることもあります。