ベルツノガエル|繁殖・産卵
繁殖・産卵
分類・両生綱・無尾目・ツノガエル科・ツノガエル属
学名・Ceratophrys ornata
別名・パックマンフロッグ
分布・アルゼンチン、ウルグアイ、ブラジル(リオグランデ・ド・スル州)
サイズ・オス・10cm、メス・12cm
特徴・ヒキガエルに似た生態を持つ南米原産の陸棲カエル。近縁種と比較して角状突起は小型で、緑から緑褐色の体に暗褐色や暗緑色の斑紋が入ります。外敵への威嚇や幼生同士の共食い防止のためか、オタマジャクシが発音するという変わった特徴を持ちます。ペット用カエルとして高い人気を持ち、色彩変異や他種とのハイブリッド個体など様々なバリエーションが存在します。原産地では乾季に繭を作り休眠する習性を持ちます。
- 繁殖
- 雌雄はオスの手の指が太くなることで判別できますが、成熟に2~3年を要します。幼生は孵化後2~3日で遊泳を始め活発に摂食するようになり、餌が不足すると共食いすることも多いため、口のサイズに合わせた人工飼料や冷凍アカムシなどをしっかり与えましょう。水の汚れも激しいので1~3日に一度多めに換水しましょう。成長スピードは極めて速く、3週間ほどで変態時期を迎えます。変態後の児カエルのサイズは2cmほどで前脚が生えてから1週間ほどは餌を食べない期間があります。
- 産卵
- 野外では夏季・降雨後に200~1000個ほど産卵。卵は一粒ずつバラバラの状態で産卵されます。