ユキグニコルリクワガタ|繁殖・産卵

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繁殖・産卵

繁殖・産卵

分類・コウチュウ目クワガタムシ科ルリクワガタ属
学名・Platycerus albisomni albisomni
別名・ユキグニルリクワガタ、コルリクワガタ越後型
分布・本州(秋田、岩手、宮城、山形、福島、新潟、群馬、長野)

サイズ・最大14mm程度

特徴・高地のブナ帯を中心に生息する国産ルリクワガタ属の大型種。
おおまかな特徴はコルリクワガタに似ていますが、オス・メスともにかなり
光沢が強く、また色彩はオスは通常サファイアブルー、メスは緑銅色ですがオスは黒・青紫、メスは黒の色彩変異があります。寒冷地や積雪の多い地域では繁殖のためブナの新芽に一斉に飛来する習性が知られています。
 

繁殖
幼虫期間は飼育下で4、5ヶ月。育成は材飼育・マット飼育が向いています。
産卵
完全に朽ち、腐朽菌の活動が低い材の表面に特徴的な産卵痕を刻んで産み付けます。産卵材は野外で入手したものや前年他のクワガタで使用した材の端切れ等を使用します。野外では接地材を好むため、加水はしっかり行います。孵化したての幼虫は極小サイズなので割り出しはセッティング後2~3ヶ月は待ってから行ったほうが良いでしょう。

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