クツワムシ|繁殖・産卵
繁殖・産卵
分類:バッタ目 キリギリス亜目 キリギリス科
学名:Mecopoda nipponensis
別名:クダマキ(管巻)
分布:本州(関東以南)・四国・九州・種子島
サイズ:全長(翅端まで)53mm程度
特徴:ガッチリとした体格に幅の広い翅を持つ大型種。鳴き声は壊れたモーターに例えられる♪ギュリリリリ・・・♪という大音響で集合住宅等での飼育は厳しい面がありますが、一部の『元気に鳴く虫』好きのファンには絶大な人気があります。飛翔力は比較的強いのですが、農薬耐性が弱いため都市部近郊では激減しています。体色は茶と緑の2系統がありますが、緑のものの大半は飼育していくうちに茶色に変化してしまうようです。
- 繁殖
- 秋に地中に産み付けられた卵は6月頃孵化し、2ヶ月ほどで成虫になります。本種の卵は多年性で、翌々年孵化のものが混ざるようです。
- 産卵
- 砂や土の中に産み付けます。湿度管理は鈴虫と同程度でよく、過湿過ぎなければ孵化率は低くありません。