クツワムシ|飼育方法(飼い方・餌・温度などについて)
飼育方法(飼い方・餌・温度などについて)
分類:バッタ目 キリギリス亜目 キリギリス科
学名:Mecopoda nipponensis
別名:クダマキ(管巻)
分布:本州(関東以南)・四国・九州・種子島
サイズ:全長(翅端まで)53mm程度
特徴:ガッチリとした体格に幅の広い翅を持つ大型種。鳴き声は壊れたモーターに例えられる♪ギュリリリリ・・・♪という大音響で集合住宅等での飼育は厳しい面がありますが、一部の『元気に鳴く虫』好きのファンには絶大な人気があります。飛翔力は比較的強いのですが、農薬耐性が弱いため都市部近郊では激減しています。体色は茶と緑の2系統がありますが、緑のものの大半は飼育していくうちに茶色に変化してしまうようです。
- 飼い方
- あまり活発には動き回りませんが、脚の構造上ガラス壁面等も易々と登るためフタのしっかり閉まるケースを使用します。ケース内には床材として土や砂を。また大柄で重量のある幼虫のために潅木や枝流木などで、がっちりとした脱皮足場を組んでおきます。地上から離れた植物上に生息するため過湿はあまり得意ではありません。
- 餌
- ナスやキュウリなどの植物質と鈴虫の餌などのタンパク質を与えます。農薬に弱いため野菜は表面を洗ってから与えると良いでしょう。
- 温度
- 20~28℃