ムネクリイロボタル|繁殖・産卵
繁殖・産卵
分類:コウチュウ目科 カブトムシ亜目 ホタル上科 クシヒゲボタル属
学名:Cyphonocerus ruficollis
分布:本州・四国・九州
サイズ:8mm程度
特徴:前胸が栗色一色の昼・夜行性小型ホタル。実はかなり身近な場所にも生息しており成虫の発生期である4月下旬から6月にかけて、古くからある寺社や公園の緑地の草上でよく見かけられます。弱いもののしっかりと発光し、日本産の発光するホタル類としては標準的な明るさです。
- 繁殖
- 幼虫期間は餌が豊富な環境であれば8ヶ月。キセルガイやカタツムリの稚貝を好んで捕食します。昆虫やサワガニの死骸を食べていた記録もあり、実際はかなり食性が広そうです。
- 産卵
- 地表に生えたコケや枯葉に産卵します。湿度は完全に乾いていない程度で十分です。常温であれば2週間以内には孵化します。