マツムシ|飼育方法(飼い方・餌・温度などについて)
飼育方法(飼い方・餌・温度などについて)
分類:バッタ目 キリギリス亜目 マツムシ科
学名:Xenogryllus marmoratus
分布:北海道・本州・四国・九州・沖縄
サイズ:体長20~30mm程度
特徴:♪チンチロチン♪の聞きなしで古くから有名な鳴虫。秋の鳴く虫として鈴虫と双璧を成す種ですが、移動能力に乏しく生息環境の破壊から都市部では著しい減少傾向にあります。薄暮時間帯以降に鳴くため日中に鳴かせるには、暗所に置く必要があります。また競い鳴きする習性が強いのでオス2匹以上で飼育するとより楽しめます。
- 飼い方
- 草上種で上に上に上る傾向があり、また脚の構造上ガラス壁面等も易々と登るため通常フタのプラケースを使用する場合は、フタとケースの間にガーゼや細かめのネットを張ると良いです。またかなり素早く連続してジャンプするため、管理の際には脱走に注意が必要です。ケース内には床材として土や砂を。また活動や産卵の場として枯れたススキや束ねた稲藁などを立てておきます。かなり乾燥・通気の良い環境に生息するため過湿は厳禁です。
- 餌
- ナスやキュウリ・鈴虫の餌などを与えます。
- 温度
- 温度は約20~28℃を保ちましょう。