レッドダイヤモンドネオン|繁殖・産卵

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繁殖・産卵

繁殖・産卵

分類:カラシン目カラシン科
学名:Paracheirodon  innesi.Ver.
分布:改良品種
サイズ:約3cm
特徴:東南アジアで改良されたネオンテトラの改良品種。全長は約3cm位。原種のネオンテトラの鼻先から目の上、背中を通って背鰭の付け根までメタリックブルーの線が消失し頭部背中が白銀色に輝くのが特徴。顎から腹を通って臀鰭の手前くらいまでが白く、その後ろから尾ひれの付け根までが赤に色分けされる点は原種のネオンテトラと同じ。
 

繁殖
雌雄の判別は容易でスマートなオスに対し、メスは抱卵した腹部の膨らみで分かる。繁殖水槽は30cm程度の小型水槽で充分。スポンジフィルターを用い底砂はごく少量のソイルや砂利が良い。産卵床にはウィローモスや有茎類が良い。水質は弱酸性の軟水、水温は25℃前後。ペアリングは1ペアでも良いがオスに対してメスが少し多いほうが良い。
産卵まではそんなに困難ではないが卵から孵化までの管理、さらに稚魚期の初期飼料(良質のインフゾリア等)の入手が難しい。

産卵
産卵行動はオスの追尾から始まり、メスの腹部を突っつく行動が見られるようになる。産卵場所は水草の茂みだけでなく中層、水面下など範囲は広い。雌雄は瞬間的に体を密着させ、パッと離れる瞬間に放卵放精が行われる。産卵数は50~150。産卵後はメスの腹部の膨らみが小さくなるが10日ほどで再び産卵可能となる。初産では産卵数が少なかったり受精率が悪いことも多いが、これらは回数を増すごとに良くなる。

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